休診日は火曜終日、日曜・祝日午後となります。

インフォメーション

腸閉塞の対応2パターン

6月に入り異物の誤食から腸閉塞に至るケースが増えてきております。

動物は人間の赤ちゃんのように何か物を見つけると、見た目や匂いで食べ物か否か、それを一旦口にして吟味して美味しいか否か、噛んで吞み込めるのか否かなど情報を判断します。

食べ物の場合は歯で噛み砕き、細かく処理され、唾液や胃酸の働きで分解され、腸で栄養や水分を吸収されていきます。

食べ物でない場合は、細かく細断できるものや胃酸で分解できるものであればよいのですが、そうでない場合は腸を通過できずに詰まってしまうものもあります(腸閉塞)。

腸閉塞の場合は、開腹して閉塞を早急に解除しなければ、腸管壊死、腹膜炎となり死に至ります。

その腸閉塞の対処法には2通りあり、閉塞部位を切開摘出縫合する(常法)と用手にて閉塞を解除して胃に戻し内視鏡で摘出する(用手法)です。

その判断の決め手は閉塞部位と用手にて解除できるかどうかですが、閉塞期間が長い場合は進行する腸管壊死のため、壊死部位の腸管切除吻合となります。

1.常法 (ジョイントマットの誤食)
空回腸にて閉塞。腸管径に比して大きいため通過できず。
(腸切開にて対処)


2.用手法(何かのプラステック製品の欠片)
十二指腸にて閉塞、漿膜面は充血しております。

内視鏡にて摘出

内視鏡にて処置中

異物摂取はそのこの興味もありますが、食べそうだなと思うものはお気を付けください。

過去の記事

全て見る