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大型犬の子宮蓄膿症

子宮蓄膿症は子宮内膜増生を伴う子宮の細菌感染症です。
犬では未避妊かつ高年齢で発症します。
初期は症状が乏しく気づきにくいため、重篤化して来院されるケースも見られます。
治療は外科的に卵巣子宮を切除することですが、重症の場合は治療の甲斐なく亡くなることも有り決してあなどれません。
今回は久しぶりの大型犬の子宮蓄膿症でした。
41kgのロットワイラーで性格がよく可愛いです。
小型犬と異なり大型犬は卵巣周囲の脂肪が厚く止血処理がし辛いために、いつも以上に神経質になります。

摘出した卵巣子宮は2kgほどでした。

3日後元気に退院。一安心です。

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