カテゴリ
月別 アーカイブ
- 2024年12月 (1)
- 2024年11月 (3)
- 2024年10月 (4)
- 2024年9月 (2)
- 2024年8月 (3)
- 2024年7月 (3)
- 2024年6月 (4)
- 2024年5月 (4)
- 2024年4月 (3)
- 2024年3月 (2)
- 2024年2月 (2)
- 2024年1月 (4)
- 2023年12月 (3)
- 2023年11月 (5)
- 2023年10月 (3)
- 2023年9月 (3)
- 2023年8月 (1)
- 2023年7月 (2)
- 2023年6月 (2)
- 2023年5月 (3)
- 2023年3月 (3)
- 2023年2月 (2)
- 2023年1月 (2)
- 2022年12月 (1)
- 2022年11月 (2)
- 2022年9月 (1)
- 2022年8月 (1)
- 2022年7月 (2)
- 2022年6月 (1)
- 2022年4月 (1)
- 2022年3月 (1)
- 2022年2月 (2)
- 2022年1月 (3)
- 2021年12月 (3)
- 2021年11月 (1)
- 2021年10月 (1)
- 2021年9月 (1)
- 2021年7月 (3)
- 2021年5月 (1)
- 2021年4月 (3)
- 2021年3月 (1)
- 2021年2月 (3)
- 2021年1月 (1)
- 2020年12月 (3)
- 2020年11月 (4)
- 2020年10月 (1)
- 2020年9月 (2)
- 2020年8月 (1)
- 2020年7月 (2)
- 2020年5月 (2)
- 2020年4月 (2)
- 2020年3月 (2)
- 2020年1月 (1)
- 2019年12月 (1)
- 2019年6月 (1)
最近のエントリー
HOME > インフォメーション > アーカイブ > 2023年10月
インフォメーション : 2023年10月
どんぐりにご注意を!
近頃はだいぶ涼しくなってきて、ワンちゃんたちの散歩も行きやすくなりましたね。
もう暫くすると紅葉も見ごろになると思います。
さて、今回はどんぐりですが、最近は散歩中に落ちているどんぐりを見かけますし、わんちゃんも気になって口に入れようとしてませんか??
どんぐりはブナ科植物の果実ですが、国内には約23種類も存在するらしいです(驚きです('◇')ゞ)。
そのうち主要なものは4種類でその形状には細長いタイプとずんぐりして丸いタイプがあるようですよ↓
いろんな種類があって楽しいです♪
(インターネットから抜粋)
今回は、左上のずんぐりタイプ、クヌギを食べて小腸に閉塞し、嘔吐がとまらないワンちゃんの対処をしました。
ご覧のの通し、腸管にすっぽりとはまっており抜け出せなくなっております。
幸い、吐き出して翌日に対処していますので、それほどの腸管損傷は無いように思われ、色も悪くないようです。ただし、長期間この状態だと、腸管が壊死するため、腸管切除を行います。
今回のケースでは、逆方向に胃まで用手で戻していき、最後は内視鏡下で摘出しましたので、腸管切開は行わずに済みました。
腸管切開しておりませんので、術後の回復、退院までの日数が大幅に減ります。
(摘出したクヌギ)
(内視鏡にて摘出)
散歩が楽しい季節になりましたので、ワンちゃんたちも道端に落ちているものはご注意ください。
「楽しいわんこライフ」を!!
もう暫くすると紅葉も見ごろになると思います。
さて、今回はどんぐりですが、最近は散歩中に落ちているどんぐりを見かけますし、わんちゃんも気になって口に入れようとしてませんか??
どんぐりはブナ科植物の果実ですが、国内には約23種類も存在するらしいです(驚きです('◇')ゞ)。
そのうち主要なものは4種類でその形状には細長いタイプとずんぐりして丸いタイプがあるようですよ↓
いろんな種類があって楽しいです♪
(インターネットから抜粋)
今回は、左上のずんぐりタイプ、クヌギを食べて小腸に閉塞し、嘔吐がとまらないワンちゃんの対処をしました。
ご覧のの通し、腸管にすっぽりとはまっており抜け出せなくなっております。
幸い、吐き出して翌日に対処していますので、それほどの腸管損傷は無いように思われ、色も悪くないようです。ただし、長期間この状態だと、腸管が壊死するため、腸管切除を行います。
今回のケースでは、逆方向に胃まで用手で戻していき、最後は内視鏡下で摘出しましたので、腸管切開は行わずに済みました。
腸管切開しておりませんので、術後の回復、退院までの日数が大幅に減ります。
(摘出したクヌギ)
(内視鏡にて摘出)
散歩が楽しい季節になりましたので、ワンちゃんたちも道端に落ちているものはご注意ください。
「楽しいわんこライフ」を!!
首輪の誤食
ワンちゃんも猫ちゃんにも誤食はありますが、時折これは食べれるのだろうかというケースも経験します。
今回は、30㎏超の大型犬で普段使用している首輪を飲み込んだケースで、レントゲン検査でもしっかりと映っておりました。
吐かせる処置を行いましたが、全く出る様子も無いために内視鏡下で摘出していきました。
胃の中はまだ食べたばかりの朝ごはんが貯留しており、視野が悪かったのですが、何とか確認される限りの首輪の残骸を摘出していきました。時間はかかりましたが、無事に事なきを得ました。
長さは40㎝程のもので、細切れ状でした。
確かに開業当初もハーネスを食べたワンちゃんがいたと思い出しました。
首輪とハーネス、それに類似するものはお気を付けください。
今回は、30㎏超の大型犬で普段使用している首輪を飲み込んだケースで、レントゲン検査でもしっかりと映っておりました。
吐かせる処置を行いましたが、全く出る様子も無いために内視鏡下で摘出していきました。
胃の中はまだ食べたばかりの朝ごはんが貯留しており、視野が悪かったのですが、何とか確認される限りの首輪の残骸を摘出していきました。時間はかかりましたが、無事に事なきを得ました。
長さは40㎝程のもので、細切れ状でした。
確かに開業当初もハーネスを食べたワンちゃんがいたと思い出しました。
首輪とハーネス、それに類似するものはお気を付けください。
アポキルチュアブルの発売
犬のアレルギー・アトピーの治療薬として多くの痒がるワンちゃんの悩みを解決してきたアポキル錠にチュアブルタイプが発売されました。
薬剤成分は掻痒誘発性サイトカインであるインターロイキンを阻害するヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤のオクラシチニブで、ブタの肝臓の粉末で加工されており、嗜好性は91%と高く多くのワンちゃんが受け入れやすいのかもしれません。
但し、ブタ由来たんぱく質を含んでいるため、ブタに対してすでにアレルギーがあるケースでは不適となります(犬の食べ物アレルギーでブタが検出されるケースは2%です)。
作用発現時間は投薬後3時間以内とのことです。
アポキル錠は当院でも多くのワンちゃんたちにご利用いただいておりますので、痒みには効くが食べなくなった例ではご検討されてもよいのかもしれません。
発売は10月1日からとなります。
薬剤成分は掻痒誘発性サイトカインであるインターロイキンを阻害するヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤のオクラシチニブで、ブタの肝臓の粉末で加工されており、嗜好性は91%と高く多くのワンちゃんが受け入れやすいのかもしれません。
但し、ブタ由来たんぱく質を含んでいるため、ブタに対してすでにアレルギーがあるケースでは不適となります(犬の食べ物アレルギーでブタが検出されるケースは2%です)。
作用発現時間は投薬後3時間以内とのことです。
アポキル錠は当院でも多くのワンちゃんたちにご利用いただいておりますので、痒みには効くが食べなくなった例ではご検討されてもよいのかもしれません。
発売は10月1日からとなります。
1
« 2023年9月 | メインページ | アーカイブ | 2023年11月 »