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インフォメーション : 2020年12月

大型犬の子宮蓄膿症

子宮蓄膿症は子宮内膜増生を伴う子宮の細菌感染症です。
犬では未避妊かつ高年齢で発症します。
初期は症状が乏しく気づきにくいため、重篤化して来院されるケースも見られます。
治療は外科的に卵巣子宮を切除することですが、重症の場合は治療の甲斐なく亡くなることも有り決してあなどれません。
今回は久しぶりの大型犬の子宮蓄膿症でした。
41kgのロットワイラーで性格がよく可愛いです。
小型犬と異なり大型犬は卵巣周囲の脂肪が厚く止血処理がし辛いために、いつも以上に神経質になります。

摘出した卵巣子宮は2kgほどでした。

3日後元気に退院。一安心です。


胸腰部多発性椎間板ヘルニア

12歳9ヶ月のミニチュアダックスフンド、3週間前から右後肢不全麻痺が始まり、その後に両側に進行し歩行が困難となってきました。
精査では胸腰部多発性椎間板ヘルニアであった。
このようにダックフンドは時に内科的治療に反応が乏しく重篤化するケースがあります。
(施術前)
本症例は椎弓切除及び再生医療を実施した。(施術1週間後)




分包機が新しくなりました。

本日から当院の分包機が新しくなりました。
開業以来ともに働いてきた旧来の分包機の調子が悪くなり、また機種が古いために交換する部品が製造されておらず断腸の思いですが、新型に交換致しました。
新しい機種はハイスペックで錠剤散剤ともに分包数が多く仕事の効率が上がりますが、操作の手数も当然増えますので、覚えるポイントが幾つかあります。
今日は湯山さんに来てもらい講習会でした。


分包されるとこのように印字されますので、患者様にとっては非常に分かり易く大変好評です。

2台目分包機のこれからの活躍を期待します。

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