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インフォメーション : 2023年12月
年末年始のお知らせ!
年末年始の休診についてご連絡致します。
休診期間:12月30日(土)〜1月4日(木)までとなります。
ご連絡が遅れまして大変申し訳ありませんでした。
明後日29日まで営業しておりますので、定期的に内服しているお薬なども切れることがないようにご注意ください。
年末年始はいつもと変わった事も多くあると思いますので、体調管理には気を付けてお過ごしください。
休診期間:12月30日(土)〜1月4日(木)までとなります。
ご連絡が遅れまして大変申し訳ありませんでした。
明後日29日まで営業しておりますので、定期的に内服しているお薬なども切れることがないようにご注意ください。
年末年始はいつもと変わった事も多くあると思いますので、体調管理には気を付けてお過ごしください。
巨大脂肪腫
これは何かわかりますか?
これは脂肪腫といって、脂肪細胞が腫瘍化した良性病変です。
多くが皮下脂肪腫ですが、中には筋肉の間に発生するものであります(筋間脂肪腫)。
また、ケースとしては稀ですが、脂肪肉腫といって悪性もあります。
今回は、よくある皮下脂肪腫のケースで体幹部位に発生している場合は切除しやすいのですが、場所でいうと四肢末端・尾部・頚部などが切除しにくいと思いますし、寄せる皮膚の問題、神経や血管、筋肉などの巻き込み方の問題によっては非常に手術をやりにくくさせます。
本ケースは
ここ数年で腫瘍が巨大化し、特に睡眠中に苦しそうにするため摘出することとしました。
術中は気管の両側に経静脈・動脈、反回神経・迷走神経などが走行しているため、解剖をイメージしながら慎重に手を進めていきました。
ソフトボール大の腫瘍を摘出。
その他にも5か所腫瘍がありましたので、同時に摘出しました。
13歳と高齢でしたので、1泊していただき退院となりました。
その後は、呼吸も楽になり、先日の診察でも元気なご様子で安心いたしました。
脂肪腫は良性病変です。しかし、ゆっくり大きくなります。成長の度合いや場所によっては早く切除した方がよいものもありますし、様子見でいいものもあります。
気になるものが見つかりましたら、ご相談ください!!
これは脂肪腫といって、脂肪細胞が腫瘍化した良性病変です。
多くが皮下脂肪腫ですが、中には筋肉の間に発生するものであります(筋間脂肪腫)。
また、ケースとしては稀ですが、脂肪肉腫といって悪性もあります。
今回は、よくある皮下脂肪腫のケースで体幹部位に発生している場合は切除しやすいのですが、場所でいうと四肢末端・尾部・頚部などが切除しにくいと思いますし、寄せる皮膚の問題、神経や血管、筋肉などの巻き込み方の問題によっては非常に手術をやりにくくさせます。
本ケースは
ここ数年で腫瘍が巨大化し、特に睡眠中に苦しそうにするため摘出することとしました。
術中は気管の両側に経静脈・動脈、反回神経・迷走神経などが走行しているため、解剖をイメージしながら慎重に手を進めていきました。
ソフトボール大の腫瘍を摘出。
その他にも5か所腫瘍がありましたので、同時に摘出しました。
13歳と高齢でしたので、1泊していただき退院となりました。
その後は、呼吸も楽になり、先日の診察でも元気なご様子で安心いたしました。
脂肪腫は良性病変です。しかし、ゆっくり大きくなります。成長の度合いや場所によっては早く切除した方がよいものもありますし、様子見でいいものもあります。
気になるものが見つかりましたら、ご相談ください!!
両前肢の同時骨折
小型犬において前肢骨折はありますが、両側同時骨折は約20年ほど獣医をしていますが、初めてでした。
本ケースは、抱え上げた際に自ら飛び降りたケースで、両側の骨幹遠位の横骨折です。
(術前のレントゲン)
両側骨折であること、性格が大人しくしてくれないことを鑑み、プレートは固定力・安定力のあるもの、外固定も計画的に併用するなどをイメージして治療にあたります。
(術後4カ月、スクリュー部分抜去後)
大分、骨の癒合も進んできましたので、スクリューの部分抜去しました。
全てのスクリューは癒合後の骨の変化に応じて、全抜去するかを判断します。
骨折は当院では、ほぼプレート固定ですが、それに外固定や創外固定を併用しております。
骨折は、元通りに歩けること、元の生活に戻すことが治療のゴールですが、骨癒合に達するまで気が休まりませんね。
特に、小さい体形のワンちゃんは、ご注意願います!
本ケースは、抱え上げた際に自ら飛び降りたケースで、両側の骨幹遠位の横骨折です。
(術前のレントゲン)
両側骨折であること、性格が大人しくしてくれないことを鑑み、プレートは固定力・安定力のあるもの、外固定も計画的に併用するなどをイメージして治療にあたります。
(術後4カ月、スクリュー部分抜去後)
大分、骨の癒合も進んできましたので、スクリューの部分抜去しました。
全てのスクリューは癒合後の骨の変化に応じて、全抜去するかを判断します。
骨折は当院では、ほぼプレート固定ですが、それに外固定や創外固定を併用しております。
骨折は、元通りに歩けること、元の生活に戻すことが治療のゴールですが、骨癒合に達するまで気が休まりませんね。
特に、小さい体形のワンちゃんは、ご注意願います!
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