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インフォメーション : 2024年11月
髪の毛は食べさせて良いのか??
床をぺろぺろ舐めまわすわんちゃん、いますよね?
よくオーナー様方から質問を受けるのですが
「うちの子が床に落ちている髪の毛を食べるのですが、これって止めさせたほうがよいのでしょうか?」という内容。
以前は、愛らしい行為なのでほどほどにと笑って済ませていたのですが、最近髪の毛がつまった子に遭遇したため、止めさせたほうがよいのかな?と思い直す経験をしました。
その子は最近吐くようになった。吐く内容は食べたものや胃液のみなど様々とのことで、検査にてどうもおかしい。胃に何かあると思い、内視鏡検査を行ったところ胃入ってすぐに大きな髪の毛の塊がありました。
(内視鏡画像)
様々な鉗子を駆使して、掴む角度を変えて、いろいろやりましたが、全く胃から出ません。
そのため、胃切開にて摘出に至りました。
摘出した毛玉のサイズは4㎝程ありました。
4㎝はラブラドールでも摘出できません。ましてや体重2㎏以下のこでしたから内視鏡を粘らずに早めに切開して良かったと思います。
日常的に床などに落ちている髪の毛ですが、どうも注意が必要ですね。
よくオーナー様方から質問を受けるのですが
「うちの子が床に落ちている髪の毛を食べるのですが、これって止めさせたほうがよいのでしょうか?」という内容。
以前は、愛らしい行為なのでほどほどにと笑って済ませていたのですが、最近髪の毛がつまった子に遭遇したため、止めさせたほうがよいのかな?と思い直す経験をしました。
その子は最近吐くようになった。吐く内容は食べたものや胃液のみなど様々とのことで、検査にてどうもおかしい。胃に何かあると思い、内視鏡検査を行ったところ胃入ってすぐに大きな髪の毛の塊がありました。
(内視鏡画像)
様々な鉗子を駆使して、掴む角度を変えて、いろいろやりましたが、全く胃から出ません。
そのため、胃切開にて摘出に至りました。
摘出した毛玉のサイズは4㎝程ありました。
4㎝はラブラドールでも摘出できません。ましてや体重2㎏以下のこでしたから内視鏡を粘らずに早めに切開して良かったと思います。
日常的に床などに落ちている髪の毛ですが、どうも注意が必要ですね。
トムの寝顔
うちのペットファミリーは犬1猫3です。
最近は末っ子の「トム」ブリティッシュがはげしくなってきました。生後半年のやんちゃ盛りです。
とにかくよく遊び、よく食べ、よくうんちを出します。
寝ている姿はご覧の通りです、かわいいですね。
最近は末っ子の「トム」ブリティッシュがはげしくなってきました。生後半年のやんちゃ盛りです。
とにかくよく遊び、よく食べ、よくうんちを出します。
寝ている姿はご覧の通りです、かわいいですね。
画期的だったSUBシステムの先には
猫の尿管閉塞は時折遭遇します。
尿は腎臓で血液からろ過・濃縮され、腎盂から尿管ー膀胱ー尿道というルートを通って体外に排泄されます。
その尿管に結石や狭窄、血管異常により尿の交通渋滞が生じることがあります。
原因によって対処方法が異なりますが、困難なケースではSUBシステムを使用します。
今回は過去にそのSUBシステムを設置されていた猫ちゃんが皮膚を舐め壊して、中継地点であるポートが露出していたケースです。
このように皮膚からポートが露になっています。
このようにチューブが破損しておりました。ここから皮下に尿が漏れ尿瘻を形成していたのでしょう。
このようにポートも劣化しております。
SUBシステムは簡易的なインプラントなのですが、長期的予後が懸念されるようです。
これに頼らなければいけないケース、麻酔時間、年齢(余生つまりは対象者が高齢か若齢か)、トータルで考えなければなりませんね。
尿は腎臓で血液からろ過・濃縮され、腎盂から尿管ー膀胱ー尿道というルートを通って体外に排泄されます。
その尿管に結石や狭窄、血管異常により尿の交通渋滞が生じることがあります。
原因によって対処方法が異なりますが、困難なケースではSUBシステムを使用します。
今回は過去にそのSUBシステムを設置されていた猫ちゃんが皮膚を舐め壊して、中継地点であるポートが露出していたケースです。
このように皮膚からポートが露になっています。
このようにチューブが破損しておりました。ここから皮下に尿が漏れ尿瘻を形成していたのでしょう。
このようにポートも劣化しております。
SUBシステムは簡易的なインプラントなのですが、長期的予後が懸念されるようです。
これに頼らなければいけないケース、麻酔時間、年齢(余生つまりは対象者が高齢か若齢か)、トータルで考えなければなりませんね。
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