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腹腔鏡による潜在精巣摘出

【腹腔鏡外科】
精巣が腹腔内に停留したものを潜在精巣といいます。
潜在精巣は通常通りに下降した精巣よりも腫瘍化しやすくその割合は10倍に上ります。

摘出した潜在精巣は画面左のように委縮しており、栄養状態も悪いゆえ精子の生産数もまた精子活力も悪いため繁殖能力が落ちます。
また遺伝的背景もあるため、繁殖には不向きといえます。
当院では以前は開腹にて摘出していた潜在精巣ですが、近年では腹腔鏡を用いて対応しております。
一つ一つの術創が小さいため、大きな術創と異なり痛みが小さいのが特徴です。

術後の俯瞰図






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